社内で見積書を作成する機会があると思いますが、皆さんはどのようなツールを使っていますか？
企業様のやり方は様々だと思いますが、私はGoogleスプレッドシートを利用して作成していました。テンプレートが用意されていてスプレッドシートを複製、内容を更新してPDFへ出力、さぁ上長へ承認を得ようと提出したら見積書の日付が古いと言われました。
確かに日付が古いので修正しようと試みたら、日付の箇所は手動入力ではなく「=now（）」関数が設定されていました。
ん？なぜか日付が１日古い。。。今日は５月６日なのに５月５日になる？なんて体験はありませんか？
その解決方法についてご紹介したいと思います。
「=now（）」関数とは
今日の日付を自動取得する
引用：Google スプレッドシート
now関数とはExcelの関数の１つで、現在の日付と時刻をExcelやGoogleスプレッドシート上に表示したり、マシンに設置されている現在の日付と時刻に基づいて日付や時刻を計算し、シートを開くごとにそれが更新されるという便利な関数です。
関数を使っているのに日付が古い？
見積書を作成した日付は自動的に「今日」としたいため、「=now（）」を使ってこれでOK！と思いきや日付が１日古くなる？！どうしてだ？？
引用：Google スプレッドシート
当時私はインターネットで調べてみようと思わず、「=now（）-1」って計算式を勝手に作って対応してましたね(笑)。
タイムゾーンの設定
タイムゾーンとは
タイムゾーンとは、IT用語辞典では以下のように説明が書かれています。
タイムゾーンとは、地球上で同一の標準時を採用している地域の集合のこと。また、コンピュータなどで機器内部の時刻をどの地域の標準時で運用するかを定めた設定項目。
引用：タイムゾーン（TZ / 時間帯）とは – IT用語辞典 e-Words May 6,2022
コンピュータなどで機器内部の時刻を定めているんですねー。ん？私のマシンの日付は確かに５月６日になっているのに、なぜ５月５日なるのだろうか？？
スプレッドシートのタイムゾーンを設定する
スプレッドシートは世界中の国で使われているものであり、そのタイムゾーンには自分のマシンで利用する国のタイムゾーン設定というのがありました。
設定１ 該当のスプレッドシートを開き、メニューから「ファイル＞設定」を選択する。
引用：Google スプレッドシート
設定２ 「タイムゾーン」のプルダウンメニューから「（GMT+09:00）Tokyo」を選択し「保存して再読み込み」ボタンを押下する。
引用：Google スプレッドシート
このとき、「言語と地域」が日本になっていなければ合わせて修正しておきましょう。
まとめ
Excelを使っているときには全く気にしていなかったタイムゾーン。スプレッドシートで「=now（）」関数を利用する際、日付が違うぞ？と思ったらタイムゾーンの設定を今一度確認してみましょう。
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